今村友信院長の取り扱い説明書(診療編)
残暑御見舞い申し上げます また、
いつも友信がお世話になりまして、
心より感謝お礼申し上げます。
つきましては、今歯科医院の御発展と、
スタッフ皆様のご多幸をお祈りしまして、
僭越ではございますが、
友信院長の取り扱いについて 説明申し上げます。
今後の診療に役立てていただければ幸いです。
今村友信院長の特徴 長所
基本的に優しい
正義感が強い
情にもろい
機嫌が良いときは、常に周りを笑わせようとする
観察力が鋭い
自己主張が控えめ
手先が器用
相手のことを良く考えてしゃべる
周りに気を使う。
車の運転がめちゃくちゃうまい。
外科処置が大好き。
麻酔マニア
褒められるといつもよりがんばってしまう。
女の子に弱い。(あえて長所にいれました)
女の子の笑顔に弱い(作り笑いは効果なし)
?少しオタク気質なところがある
?短所
?基本的にめんどくさがり屋
恥ずかしがり屋
酒が入ると食べるのが異常に遅くなる
?けっこうナイーブなところがある。
忘れていいことをいつまでも覚えている
周りに気を使いすぎて自滅する。
?相手を深読みしすぎて自滅する。
?冗談が冗談に聞こえないときがある。
本当が本当に聞こえないときがある。
わざとらしい行動をするときがある?。
本を読むのがあまり好きじゃない。
?難しい漢字が苦手
女心にさっぱり疎いところがある。
私服が地味すぎる(皆様のアドバイスを!)
胃腸が弱い
診療時の注意点
基本的に歯科治療行為が、 どちらかというと好きではない。
しかし人の何倍も正義感があるために、
真剣に仕事に取り組むという わけのわからない基本姿勢を持つ。
結果オーライですが(笑)
スタッフに対しては 診療内容の細かい部分よりも、
医療に対する心構えを 重視する傾向があります。
向上心を前面に押し出すと 良いでしょう。
どんな小さな仕事でも、
仕事に対する基本的な 心構えをしっかり持つことが 必要不可欠です。
真剣なまなざしに弱いところが ありますゆえ、
友信院長の目をしっかり見て 会話すると良いでしょう。
本人の心はドキドキしている かもしれません。 ただし、睨んではいけません。
スタッフ一人一人の 仕事に対する使命感こそが、
今村歯科医院の基盤を作ります。
決して友信院長の治療の内容 だけではありません。
これからも是非とも、 医療従事者としての自覚を 大切にしてください。
友信院長の冗談について 好き嫌いがはっきり 分かれるところですが、
僕としてはあまり笑えない ことが多いです。
しかしなぜか、 女性にはうける傾向があります。
しゃべる内容よりも、 雰囲気が面白いそうです。
冗談に対して、まじうけすると、 調子に乗ります。
それが何度も行われることで、
あなたは友信院長の 笑いのパートナーとして ターゲットにされます。
面白いときもあるのですが、
良い距離感を保つのであれば、
面白いと感じたら、
7割ほどの リアクションをお勧めします。
少し抑え気味でちょうど良いでしょう。
決して面白い話をその後にしては なりません。
負けずと別の面白い話をかぶせてきます。
エンドレスです。 受けの美学が大切です。
ただし、面白ネタは大好物ですから、
最初に話すことをお勧めします。
バカネタに弱いので、
くだらないことでも意外と 食いついてきます。
いろいろ試してみてください。
おだてについて 友信院長はおだてに弱いですが、
うそはいけません。
見抜きますゆえ、 おだてるときは心から おだてましょう。
短いおだてはとても有効です。
スタッフの誰かが、 2、3日に一度 当番制でおだてるのも 良いかもしれません。
何でおだてるかはみんなで 考えましょう。
特に麻酔の知識は豊富ですから、
そのあたりをつくと良いでしょう。
?一生懸命話をしているときは、
目を見てしっかりうなずくことを お勧めします。
もし、車に乗せてもらうことがあれば、
運転を褒めてあげると良いかもしれません。
実際うまいので乗ってみることを お勧めします。
(あまり無茶させない程度でお願いします)
褒めるのが恥ずかしいときは、
毛利が言っていたからと言えば、
良い口実になると思います。
より良い人間関係のためにも スタッフ間同志が褒めあうこともお勧めします。
ちなみに僕のところでは、
スタッフが日誌を書く際、 必ず誰かを褒めるように 努めています。
友信院長の観察力について 基本的にかなりいろいろと 人を観察する癖があります。
そして、知らないふりが うまいので、
だまされてはいけません。
しかも、普通の人と見るところが 違うので、酒の席で聞いてみるのも 良いでしょう。
酒があると、結構しゃべります。
どんどん飲ませましょう。
裏を返せば、 良いことも悪いことも 見ていてくれます。
どんどんアピールすると良いでしょう。
また、基本的に恥ずかしがり屋ですから、
コミュニケーションは控えめです。
うらはらに心ではいろいろと 考えているところが、
誤解の原因となることがあります。
もし、仕事に対する強い想いがあるのなら、
どんどんぶつけると良いでしょう。
黙っていないことが大切です。
これからの今村歯科医院について
今、歯科医院経営は全国レベルで 氷河期を迎えています。
しかしこれは、過去40年間にわたり、
行政の医療体制に歯科医師が 甘え続けてきたひとつの 結果であり、
こうなることは 普通に考えて予測できることでした。
保険治療と自費治療の違いばかりを 唱えるだけでは、
今ある問題の本当の 解決にはなりません。
事実として、8割の患者が歯科医院には 通院していないのです。
つまり、2割の患者を、増え続ける歯科医院も含めて とりあうのが今の現状だそうです。
残り8割の患者にどうやって 来院してもらえるかが、
今後の成功の鍵となります。 それでもこの氷河期を迎えて 良かったことがあります。
それは、歯科医師一人一人が、
仕事に対して、以前より 広い分野で真剣に 取り組むようになってきたことです。
本当の医療とは何か? 治療体系の根本的な見直し。
チーム医療の確立 サービスや満足をどう提供するか?
委任契約から請負契約へのシフト。
スタッフ一人一人への教育の質など、
治療以外においても、
きりがないほどに努力しなければ ならなくなりました。
都心部と地方では、 まだまだ危機感に 温度差があるとは いわれていますが、
それも時間の問題です。
これからも各地域の住人にとって、
必要不可欠な診療所であるためには、
院長とスタッフそれぞれの 立場を超えた共通する 理念が大切なのです。
何を守るのか? 何を目指すのか?
友信院長はこのことに気付いている 数少ない歯科医師の一人です。
新しい時代を乗り越えていくには、
スタッフ皆様の力が必要です。
本当の答えは皆様それぞれにありますが、
今後とも、今村歯科医院へのお力添えを 心よりお願い申し上げます。
これからも友信を宜しくお願い申し上げます。(ぺこり)
平成22 8月30日 毛利啓銘より