よくある質問
予約、初診について
-
予約をしていないのですが、診察してもらえますか?
- 良質な治療を行うために、当院では完全予約制をとらせていただいております。 ただし、緊急な場合、重症な場合などは適宜対応しております。 少し前でもかまいませんから、ご一報くださるとありがたく存じます。
-
初診の時に必要なものは?
- 健康保険証をご持参下さい。 医療に関わるその他の証明書がある場合には、持ってきていただき、その取り扱いについて確認し、対応いたします。
-
電話での歯科相談はできますか?
- 特に初めての方に関しましては、十分な説明ができない場合もありますので、まずはお気軽に、ホームページの質問フォームからお問い合わせください。こちらからメールやお電話にてご連絡をさせていただきます
-
他の疾患の治療中ですが、治療は出来ますか?
- 現在服用されている薬や、通われている病院などをお知らせください。 安全な治療のために担当医師との連携が必要なことをご了承ください。
-
妊娠中ですが、治療はできますか?
- 妊娠比較的安定している20週から30週頃が望ましいのですが、原則的に歯科治療を受けて悪い時期というものはありません。 むしろ放置することで重症化を招くよりは、適切な治療を受けてください。 出産後、時間に余裕ができるまでの応急処置や、麻酔の注射をしないで済む治療を優先して行うこともできます。
-
遠方なので何度も通院することが難しいのですが・・・。
- 短期集中治療を行うことで、通院回数を減らすことができます。 必要な治療内容に応じて、あらかじめ治療回数と一回当たりの時間を設定することができます。 ただし、保険治療では制約によって多歯にわたる集中治療を行うことはできません。 自由診療であれば、患者さんの希望される回数と時間に基づいて治療計画を立案することは可能です。
治療費について
-
初診の時、費用はいくら位かかりますか?
- それぞれの症状により治療方法が異なりますので 一概には回答が難しいのですが、初期時は一般的に初診料の他に治療に必要な情報を得る為、お口全体のレントゲン写真やお口の検査、診断等がかかってしまいますので通常より多少高く、3割負担の成人の方で約3300円~5500円前後だと考えてください。
-
治療費の目安を教えてください
- 予約時にお問い合わせください。症状等お聞きした上で、おおよその金額をお伝えします。 また、細かい金額に関しましては、実際にお口の中を診査し、計画を立てた上で、治療法の選択枝ならびに治療費の見積もりを提示させていただきます。
-
クレジットカードは使えますか?
- 保険診療に関しましては、現金でのお支払いが原則になっております。 保険外の診療についてはクレジットカードのご利用が可能となっております。 銀行振り込みについても応じております。
-
保険治療と自費診療とでは何が違うのですか?
- 保険治療には健康保険法上の様々な制約があります。安価であることが最大の利点であり、ご希望や処置内容によっては、保険治療でも十分なことが出来る場合もありますが、用いる材料や処置の方法等も限られており、長期的な予後や審美性を考えたとき、患者さんの期待に沿う見た目や機能の回復には不十分なことが多々あります。 自費診療には、そのような制約は一切ありません。「もっと美しく」と、「もっと機能的に」を両立することが可能です。目指す状態をシミュレーションしながら、高い技術と保険制度に制約を受けない材料を用い、何より十分な時間をかけて相談しながら治療を行なうことが可能です。 患者さんの希望があれば、海外の新しい材料や科学的根拠に基づいたより新しい術式を用いて、最新の治療を提供することも可能です。費用に関するご心配も含めて、まずはお気軽にご相談ください。
-
すべての治療を保険でお願いできますか?
- 基本的に保険適用の範囲内で出来ることは保険で行います。 カウンセリングの時間を十分お取りしていますので、その旨お申し出ください。 ただし、患者さまのご希望を叶えようとすると、どうしても保険では出来ない治療や、保険より見た目や機能が優れた治療というものもあります。 もしそうした治療法が適切・必要という場合には、ご提案させていただきます。
歯周病について
-
歯周病とは何ですか?
- 歯周病は、歯のまわりにある組織に起こる疾患の総称で、歯周疾患とも呼ばれます。 歯ぐきの炎症や、歯を支えている骨の破壊を引き起こし、放置すれば歯の脱落につながります。 歯周病は、主に歯周病菌だけでなく、かみ合わせ、詰め物や被せ物、自己免疫力の低下など、いろいろな原因が重なって引き起こされます。 歯周病を改善するためには正しい診断と、適切な処置が必要ですが、自覚症状が少ないため、発見が遅れてしまい、気がついたときにはかなり進行してしまっていることもあります。 また、生活習慣、食習慣が大きな原因になることもあります。進行が進みすぎた場合、治療できなくなることも少なくありません。 早期発見、早期治療が何より大切です。
-
体調が悪い時に、歯が浮いたような感じや、歯肉が腫れたり痛んだりしますか?
- 歯周病かもしれません、早めの受診が必要です。 体調が悪い時や疲れがたまっている時は免疫力の低下によって、普段は抑えられている症状が表面化してきます。このケースの場合は、歯周病(歯ぐきの病気)にかかっている可能性があります。症状が消えたからといって放置してしまうと歯周病がどんどん進行していく恐れがあります。あれ?と感じたらできるだけ早く受診してください。
-
歯周病が心筋梗塞などほかの病気を引き起こすことがあると聞いたのですが、本当でしょうか?
- 体内に入った歯周病菌が引き起こす炎症が原因になるという研究報告があります。
アメリカの歯周病学会によると、歯周病を持つ人は健康な歯肉の人に比べて心筋梗塞を起こす確率が3倍、早産の確率は7倍以上に高まると報告されています。
体内に入った歯周病菌は血流に乗って全身に広がります。これが炎症を起こし、動脈硬化の一因になると言われています。実際に動脈硬化が進んだ血管から歯周病菌が見つかっています。また、肺に入って炎症を起こせば肺炎を引き起こしたり、インシュリンの効きを悪くする作用によって糖尿病を悪化させる可能性があります。
<歯周病菌が影響する疾患>
心筋梗塞 感染性心内膜炎 糖尿病 早産 肺炎 癌
血管内に歯周病菌が入り、全身に影響する可能性は、まだ全てが明らかになっているわけではありません。これから研究が進むにつれて、様々な病気に影響を与えることが明らかになってくるでしょう。
- 体内に入った歯周病菌が引き起こす炎症が原因になるという研究報告があります。
矯正について
-
矯正治療は何歳まで受けられるの?
- 矯正治療はいつでも可能ですが、年齢や歯並びの状態によって治療期間や治療方針が異なってきます。また、重篤な歯周病や、精神的な疾患を抱えている場合には、矯正治療が受けられない場合もあります。
-
矯正期間はどのくらいかかりますか?
- 各症例によって異なりますが、簡単な部分矯正であれば3ヵ月から6ヵ月、全顎矯正であれば1.5年から3年と考えてください。ただし、後戻りを防ぐための保定期間が5年必要となります。
ホワイトニングについて
-
どんな歯でも白くなるのですか?
- どんな歯でも必ず望みの色まで白くなるという保障はありません。個々の歯の状態・質・ホワイトニングの効果がどの程度見込めるかを把握してからの施術となります。効果が充分に得られないと判断する場合にはあらかじめお伝えし、他の方法をご提案させていただきます。
-
その効果はどの位維持できるのですか?
- 通常施術後1年程度は、その状態を保ちますが、着色性の強い飲食物や嗜好物を多く摂取する方の場合は、上記期間内であっても、再着色のスピードが早まります。
-
ホワイトニングができない場合はありますか?
- 歯科疾患がある・虫歯や重篤な歯周病、知覚過敏がある場合はできません。 歯科治療を受けた後にホワイトニングを行ってください。 無カタラーゼ症(歯周ポケットの中に過酸化水素水(オキシドール)を1滴たらします。もし、泡が出ないようであれば、無カタラーゼ症と診断されます。) 妊婦、授乳中の女性。(安全性の確立は行われていないため) 出産、授乳終了後に施術可能となります。 象牙質形成不全症・エナメル質形成不全症。歯頸部に強い変色があると効果がありません。 少しでも白くしてから、ラミネートベニアなどの審美補綴で対応するのが良いでしょう(エナメル質の薄い歯頚部に強い着色があると、そこはほとんど施術できません。たとえ、長期間のホームホワイトニングを行っても困難です。)
-
将来的に歯に悪い影響はありませんか?
- ホワイトニングに用いる薬剤は、その安全性が確認されたものを使用しております。 ただし、各個人によって感受性が違い、使用法を誤ると知覚過敏や歯髄炎を生じる可能性もあります。歯科医師の適切な管理下で行って下さい。
補綴、インプラントについて
-
入れ歯が合わなくて辛いのですが・・・
- 最近つくったばかりの入れ歯が痛いのは、おおよそ歯科医師の技量不足です。 調整しても改善が期待できない時は、歯科医師を変えてください。 痛みを我慢して使用することは避けてください。 過去に作った入れ歯が痛いのであれば、口の中の形態が変化しているか、入れ歯の寿命だと考えてください。入れ歯の調整あるいは、新しい入れ歯をつくりましょう。不具合な入れ歯を使い続けてしまうと、噛み合わせが歪む可能性があります。
-
インプラント治療をしない選択もできますか?
- インプラントはあくまでも1つの手段にすぎません。 治療の目的や、あらゆる制限に合わせて考えれば良いのです。 患者さんが安心して、健康に過ごせる毎日のための医療です。 入れ歯や、ブリッジの優れているところもありますので、自由に選択してください。
-
インプラント手術の痛みや腫れはありますか?
- 事前の想像よりは痛くないという場合がほとんどですが、全くないというわけではありません。麻酔技術の恩恵によりインプラント手術中の痛みは、ほとんど感じられないと思います。 手術後の痛みは、奥歯を抜歯したときと同程度か、それ以下の痛みとお考えください1~2日ほどで治ると考えられます。 痛み止めの薬もお出ししますので安心して手術を受けて下さい。
-
インプラントの手術はどのくらい時間がかかりますか?
- 麻酔をしてから手術を行いますので痛みは感じません。 処置時間は入れる本数にもよりますが、30分~90分位です。特別長くかかる場合は事前にお知らせいたします。
-
インプラントの治療費はどのぐらいかかりますか?
- 骨がしっかりある場合のインプラントであれば、1本あたり埋入手術費用38万5千円程度です。上顎の骨が少ない場合は骨を持ち上げて埋入することも可能です。 人工骨の移植を伴う場合には、症例に応じて5万5千~11万円が加算されます。 インプラントの上部構造(歯肉より上の目に見える歯の部分)は、症例によって異なり、材質(14万3千~16万5千円)をお選びいただけます。
-
インプラントは何年位もちますか?
- インプラントの寿命は、残っている歯の本数や歯にかかる咬みあわせなどにもよりますが、清掃状態などが良ければかなりもつと思われます。海外では30年以上、日本でも20年以上という実績が出ています。 当院のインプラントメンテナンスを受けられ、定期的に来院してチェックを行うことをお勧めします。
-
他の歯科医院で歯を抜いてインプラントにしましょうと言われたのですが・・・
- 抜かずにできる治療はありませんか? 近年、インプラント治療の発達に伴い、歯の保存に消極的な意見があるのも事実です。 インプラントが全てにおいて最善ではありません。 精密な根管治療や、歯周外科、咬合治療、など、さまざまなアプローチで歯を保存できるケースはたくさんあります。 また、患者さんの状況によっては直ちに抜歯するのではなく、経過観察後に判断することもあります。歯科医師の治療方針や治療技術によって左右される患者さんがするべきことは信頼できる歯科医師を探すことです。 その意見が、根拠に基づくものであるか?なおかつ信頼できる歯科医師であるかどうか? 大切な歯を守るためにも、納得できる治療を受けてください。 補足 抜歯の判定は難しいところがあります。 治療の目的をどこに置くかで、同じ歯科医師でも判定は異なります。 患者さんの口腔内状況や協力度、他の疾患の有無によって治療方針が決まるからです。 歯を抜くか抜かないかという部分だけで考えるのではなく、その治療の目的と理由をできるだけ理解することで、本当にその方法が適切なのかどうかが見えてくるでしょう。 他の歯科医師に意見を求める場合には、治療目的とその理由について尋ねてください。
-
歯を抜かない治療はできますか?
- 抜歯の判断は歯科医師の治療方針や治療技術によって異なります。 歯科治療には様々な方法がありますので、まずは受診されることをお勧めします。また、一人の歯科医の判断だけでなく、セカンドオピニオンとして、他の歯科医師の意見も参考にしてみてください。