ターザンいいいいいねっ!!(横山 剣の口調で)

今月のターザンは目と歯のお話。 最近の雑誌には、歯の健康についての記事を見かける。

 

とても良いことなのだが、じつはうんざりしている。 どうみても記事広告にしか見えないのだ。

 

出版業界も歯科業界も今、全体的に苦しい状況にある。

 

某雑誌では、歯科に関する記事を掲載するときは、広告欄を設け、 事前に広告の依頼を行なう。歯科医院も有名雑誌だからと掲載を 依頼する。

 

まあそれは良いとして。 いつも思うことだが、まず大抵の場合、情報が古い。

 

そして、いつも情報が何かに偏っている。 「これ読んだ人、多分勘違いするな」 と考えてしまう。

 

読者が求める記事は大抵の場合こうだ。

 

読んですぐにでも役立つ 読んで得する 読んでドキドキする 読んでワクワクする 読んで誰かに教えたくなる 読んで感動する などなど。 こういう内容であれば、ジャンルを問わず読みたくなる。

 

だがしかし、こういう内容を毎回書くのは多分難しい。

 

だからせめて、読者の利益を第一に考えた記事にして 欲しいと僕は願う。

 

出版社や歯科医院の利益も勿論大切であるが、 それ以上に読み手に対する配慮をもっと追及して欲しい。

 

読み手よりも、作り手に利益が先行する記事は山ほどあるが、 じつはそれに気付いていない読者は多いと思う。

 

僕も例外ではないだろう。

 

ただし、歯科に関してははっきりと言えることがある。 本当に皆が知るべき内容は(知りたい内容は)中々記事にならない。

 

ところが、、、だ。 今月のターザンはなかなかいいじゃないか!!

 

まず、歯科医院の紹介欄がほとんどない。

 

読み手を楽しませる演出が今までのものより面白い!! 編集者はいいセンスしてますよぉ~~~~。 ライオンが監修しているようだが、(商品を売りたいのがバレバレではあるが(笑)) 歯の健康に関する本当の情報は、なかなか筋を通しているのだ。

 

こういうスタイルは他紙も見習って欲しいと思う。

 

その昔、同級生に人生で最も価値の高いものは何か?と聞かれた。

「男のしての誇り」とか 「愛」とかそんなことを恥ずかしげもなく言っていた。

それも確かにそうなのだろうが、年のせいとは言いたくないが、 今は力いっぱい叫びたい。

 

「時間と健康」だと。