思考の鍛え方 その2
? 教育とは、他人にされるものばかりではない。
自分自身で自分を教育することも、立派な教育である。
自らが自らの先生に成り得るためには、 私心を捨てて、計画的に行う必要がある。
目的と手段をはっきりさせること。
感情による行動と思考のぶれを最小限にすること。
この2つがまず最初の難関である。
目的と手段の決定は設計図と同じであり、できるだけ正確に 思い描くことが大切だ。
行動と思考は、環境や感情によって影響を受けやすいので、
決めた事柄を的確にこなしていくには、 強い意志で、誘惑に負けない訓練が必要になる。
自分で決めたことを忠実に守るということだ。
これは、本当に、、、難しい。
できたこと、できなかったことを記録すると良いだろう。
そこから、自分が見えてくる。 自分の知らない自分が見えてくる。
自分を何度も観察し、自分を何度も評価することで、
自分の足りないものが霧の中から現れてくるのだ。
それを見たとき、ショック極まりない。
反射的に目をそらしてしまう。 忘れてしまいたくなる。
それを乗り越えるには、強い精神力が必要なのだ。
自尊心をえぐられても、
恥ずかしさや悔しさに心が満ち溢れても、
それを大まじめに受け止めて、背中に背負ってみるといいだろう。
重いけど、、、
日々の生活の中で、
努力しながら少しずつ降ろしていくのだ。
時々、 他人が優しく降ろしてくれるときがある。
そんな時は涙がでる。
他人が厳しく背負わせてくるときがある そんな時は感謝する。(
素直にいかないときもあるけど)
自分と真正面から向き合うことは本当に難しい。
でも、これは自らを創る第一歩なのだ。
思考とは、
自分を創るための自分そのものである。
思考の在り方が、自分の在り方になるのだから。
Everyman is architect of?? his own? fortuens.